スパイラックスサーコ社は世界33カ国に1000人以上のエンジニアを抱える、バルブや計測器など蒸気ラインを制御する機器の世界的メーカー。100年以上培ってきた高度な技術で、あらゆる蒸気ラインの高効率化と低コスト化を実現します。
新しい蒸気ラインの設計・設置はもちろん、既存の蒸気ラインもぜひ一度スパイラックスの総合的なソリューションチェックを実施してみてください。驚くほどの改善効果が期待できます。
数多くの工場のスチームラインを診断、改善してきた実績で、あなたの蒸気設備を総合的にチェックします。改善ポイントの共通項目を抽出し、最適なソリューションプランをご提案します。
以下、診断ステップと典型的な改善ポイントを表記します。
- ・現象
- バルブやスチームとラップから蒸気が漏れている
- ・原因
- メンテナンス頻度が不十分(人手不足)、経年劣化、不適切なトラップ、蒸気の質
- ・対策
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- スチームトラップ点検
スチームトラップ管理サービス「STMS」 - スチームトラップ最適型式への更新
- バルブ最適型式への更新「ベローシールバルブ」
- スチームトラップ点検
- ・現象
- 様々な理由により、ドレンは廃棄している
- ・原因
- ボイラが遠いので回収しにくい
- ・対策
- 機械式ポンプによる回収
- ・現象
- ボイラ給水タンクの開放管から多量にフラッシュ蒸気が排出
- ・原因
- フラッシュ蒸気の有効活用ができていない
- ・対策
- 高圧装置のドレンをフラッシュタンクで受け、低圧蒸気を発生。
低圧装置で再利用
- 省スペース(ストレージタンク不要)
- 省エネ(必要な分だけ精度よく温水製造)
- 安価な保守(圧力容器に該当しません)
- 容易な操作(ワンタッチで温度変更可能)
蒸気の乾き度を向上させることで蒸気量の削減、ドレン障害の防止、生産装置の効率アップが期待できます。セパレータは負荷変動にも強いバッフル式をお勧めします。
- レンジアビリティ50:1以上
(負荷変動に応じた流量計測が可能) - 温圧補正機能付
(圧力変動をセンサで感知し自動補) - 1m/s程度から計測可能
(低流速域でも計測可能。放熱ロスまで計測)
高圧加熱装置のドレンをフラッシュタンクでフラッシュさせ、蒸気とドレンに分離し、フラッシュ蒸気は低圧加熱装置の蒸気として利用します。
- 駆動蒸気を使用しドレンを圧送
(電気工事、電気不要、キャビテーションなし) - 高温ドレンも圧送可能
(電動ポンプで圧送困難な90℃以上のドレンも圧送可能) - 構造が簡単な為、メンテナンスが容易
- グランドシール部にベローズを使用しており、シール部からの蒸気漏れを完全に無くす設計になっています。
- グランドシール交換や増し締めが不要なので、保守・管理コストが削減されます